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ゲームの感想(乙女、BL、アダルト中心)や、知識ゼロの人間でも作れた同人誌関連の記事をメーンとしつつ、日常の呟きなどとかく雑多に徒然と

ズブのド素人がワンブックスで小説の同人誌を作ってみた ②入稿データ作成(本文編)

こちらでは入稿データの作成について触れています。
が、あくまでズブのド素人が色々調べつつ手探りでやってみたという過程を記しておりますので、きちんとした知識を持った方にとっては失笑物のやらかし、誤った記述などがあるかもしれません。
それでも、成程ズブのド素人の中にはこんな考えを持っている輩もいるのかと思って頂ければ幸いです。
あと自分も素人だけど本を作りたい……と思っている方はもっとちゃんとしたサイト様の記事などを参考にしてください!

で、何をどうすればいいの?

無事に印刷所を選んだので、次に入稿データを準備しなければなりません。
というわけで、どういう形式のものを用意すればいいのか、サイトで確認します。

……………………

どこに書いてあるの!?

はい、これは私の頭が悪いだけですが戸惑った部分です。
メニューの「3 ご利用にあたって」と「7 Q&A」に記載されていました。

psd、pdfでの入稿が必要だそうです。
(jpg、pngtiff、inddなど他の形式については要相談。)

この時点ではWord2007で全てを済まそうと思っていた私。pdfということは表紙もwordで作ってpdf化すればいけるか……? と考えたりもしていました。
そしてpdfのところで目に入った「フォントの埋め込み」とは何ぞや……との疑問を抱きつつ取り敢えず作業に入ることに。

何はともあれまずは中身から!

本文自体はWordである程度書いてあったので、体裁をどうするかです。
ここでコピー本を作る際にお世話になったサイト様を再び参考にしつつ、余白や行数・文字数等を設定していきました。

ここで私が犯したミスなどを記しておきます。

謎の空ページ……?

ページの余白について、外側と内側で若干変えていたので、印刷形式を見開きに設定していました。

ところで、今回やってみたかったことの1つに、ノンブルを本当に本文が始まるページを1として振るというものがありました。
中表紙を隠しノンブルにはしなかったんですね。
そして中表紙・本文・奥付の間にはセクション区切りを入れていました。

f:id:k_kansa:20170603204437p:plain こういうイメージですね

そして本文の開始頁に1とノンブルを振ります。
中表紙と奥付の頁のヘッダーやフッターは弄りません。

ここで、頁数は必ず4の倍数です。偶数です。ということは本文の最終頁(後ろから2頁め)は奇数ページになる筈です。ですが、ファイル全体の2頁めを1ページとしているので、本文の最終頁は偶数で終わります(4の倍数-2頁(中表紙+奥付))。

そしてpdfに出力するとどうなるか。
そうだね! 中表紙と本文、本文と奥付の間に空ページが出来るよね!
厳密に言うと出力前からその空ページは存在しているんですが、見た目には反映されていないのでpdfにするまで全く気付いておりませんでした。
(画面下部の総頁数を見て疑問に思えという話ですが……)

この原因を突き止めるのに暫くかかりました……。
途中セクション区切りが原因なのでは? となりつつググり続けたところ、印刷形式を見開きに設定した状態で「奇数・奇数」や「偶数・偶数」と頁が続けば自動的に空ページが挿入されて調整されるということが判明しました。

言われればそうだね! 当たり前だね! となりましたが、最初は本当に分かりませんでした。
印刷形式を標準にすればすぐに戻せるというのは分かりましたが、余白の設定上、それは避けたいなと思いもう少し対処方法を調べることに。
すると、中表紙や奥付の頁番号をテキトーに振って、とにかく奇数と偶数という順番で続くようにすればいいとのことでした。
成程。

というわけで中表紙の頁番号の開始を0、奥付の方を1に設定するとあっさり解決しました。
よかった。

ノンブルが内側に寄ってる!

それではアホなミスシリーズその2です。

今回、ノンブルは頁上部の外側に振る予定でした。
しかしpdfに出力したものを見てみると内側に数字が来ています。

これについては、印刷形式を見開きにした際に、ヘッダーの設定を奇数頁と偶数頁でそれぞれ設定していたからそれで左右間違えたんだなと原因はすぐに分かりました。

では何故そういうことになったのか。
参考にしていたサイト様の手順に沿って頁設定などを行っていたんですが、本当にそのまんま作業を進めていたんですね。自分が実際に作る紙面を考慮せず。

そんな自分のアホさに嫌気がさしつつも修正自体はすぐ済みました。

フォントの埋め込み……?

これについては未だによく分かっておりませんはい。
ただこれをきちんとやらないと、文字化けしたり文字がきちんと表示されなかったりというのは何となく分かりました。というか出力の際にチェックを外すだけなので、すべき事としては難しくはない……?

が、pdfファイルをチェックすると一部で埋め込まれてなかった……!

これについての原因は未だにはっきりとは分かってはおりません。
多分これかなーというのはあったので、どうにか対処は出来ましたが。

因みに私はフォントのOpenTypeとTrueTypeの区別がよく分かっていません。
一応、作業の最中にググってその時はふわっとは理解したつもりになりましたが三歩で忘れます。
まあきっと今回の原因もその辺りにあるんじゃないかなというのも、同じ名称のフォントで最後に「TTF」と付いている方はきちんと埋め込まれていて、付いていない方が埋め込まれていなかったんですね。

ということで、取り敢えず本文を全選択してTTFと付いている方のフォントにしてからもう一度pdf化すると今度は全てのフォントが埋め込まれておりました。よかった。

という感じの行き当たりばったり、本来的な意味での姑息な対応をしながらの作成なので、砂上の楼閣というかアリジゴクの上の掘立小屋みたいな本作りはまだ続きます。

 

さて、表紙とカバー、オビについても触れたかったのですが、ここまででも結構長くなってしまいましたので、それらはまた別に認めたいと思います。